出口なお 女性教祖と救済思想
https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/416kxoNs5pL.jpg
2016/11/
2016/11/30
安丸良夫『出口なお 女性教祖と救済思想』(岩波現代文庫)読了。自動筆記と神懸かりに興味を持った。あとがきがうまく言い当てていて良かった。 内容紹介
大本教の開祖、出口なお(1837―1918)は生活苦と家族の不幸が重なるなか、五十代にして初めて神がかり状態になり、自動書記による「お筆先」という文章を大量に残した。すべての人に改心をもとめる、そのラディカルな千年王国的終末思想はどこから生まれたのか。民衆思想史家が宗教者の内面に迫る評伝の傑作。